今年度で第二回目の講演会研修、「人材力向上研修 〜人を動かすコーチング〜」が行なわれました。
今回講師としてお越しいただいたのは、グロウス・カンパニー代表 山岡仁美先生です。
山岡先生は、人材育成コンサルタント・産業カウンセラー、航空会社勤務を経て、人材派遣会社の研修企画担当、その後、総合コンサルタント会社で人材育成に関する開発・販促・広報などのマネージャー職から企業研修の統括部長までを経験され、1000社ほどのコンサルに携わった後、独立された人材育成のプロフェッショナルです。
その豊富なご経験を活かし、コンサルタントの他に研修講師、講演など多方面でもご活躍されている方です。
講演会前の、和やかな雰囲気?
いえいえ違います、これは「コーチング」の核となる“聴く”というコアスキルの実習中です。
二人一組となって、ひとりが「自分の趣味の事を話し」、もうひとりが「完全無視をする」という実践です。
自分の趣味を話していた側の人は、実習後、「とても辛かった」と感想が多く出ました。
コーチングとは、経営者、リーダー等が指導的立場の人間が、「コーチとして部下から能力を引き出し、部下自身の力で最大限の成果を出せるように効果的なコミュニケーション・サポートを行なう」事を目的とした、部下との信頼関係を築く為のスキルの事です。
その為には、普段の部下とのコミュニケーションの中で、何に気を付け、何を実践したら良いか、と言うことが今回の研修のテーマです。
先ほどの実習のように、相手の話を完全無視したり、適当な返事をしている状態は、とてもコミュニケーションと呼べるものではありませんね。
でも、職場でなにかと一番多いのが、そういう状態なのだそうです。
これでは、お互いに信頼関係を築くことは出来ませんね。
真剣に話を聞く参加者たち。
コーチングとはコミュニケーション、キャッチボールのようなものなのだそうです。
「あいづちを、ひとり一種類ずつあげてみてください」と、参加者に質問する、山岡先生。
みんな「ああ」「そうだねー」「へー」「えー」「ほうほう」など、沢山上がりました。
あいづちを打つことは、相手の話を熱心に聞いている、という意思表示となるのだそうです。
そして、更に相手に対して興味を持っています、と分らせる行動があるそうです。
それは、“質問する”ということだそうです。
ただ、質問すれば良いということではなく、「効果的な質問」があるのだそうです。
同じ主旨の質問をするにしても、
広い答えの範囲を与え、これからするべきことを肯定的に尋ねる場合と、
過去の原因を追求し、もはや結論が分っている事を答えさせる場合とでは、まったく違う結果をもたらしてしまうのです。
部下の能力、可能性を信じることで能力を引き出すコーチングとは、こういった前向きな接し方のスキルの事なのです。
このあとも、まだまだ講演は続きました。
とても興味深い内容で、部下だけではなく、人間関係全般に有意義に作用するスキルだと感じました。
本来、コーチング研修とは、何日もかけて行なうものだそうです。
今回の研修会では、コーチングのコアとなる要点を講演いただきました。
今回残念ながら参加できなかった方、興味を持った方、詳しく知りたい方は、山岡先生の講演を聞きに行ってはいかがでしょうか?
質疑応答コーナーでは、
「製造業などの腕自慢の職人の世界でも、コーチングの活用は可能でしょうか?」など、積極的な質問が寄せられていました。
それだけコミュニケーション、信頼関係を築く、維持するというのは、経営者にとって関心の高い事柄なのでしょう。
参加者全員がとても集中していた様で、終わってみたら「もう90分経ったの?!」と、驚いていました。
最後におなじみ集合写真。
今回、研修委員会が企画したこの研修事業は、横断幕に掲げた「成長、その糧になる刺激」という藤井部長の今年のスローガンに、まさにふさわしいものとなりました。
山岡先生、私たちの糧となる刺激を、ありがとうございました。

なんかすごくためになりました。
なんだか・・悪い事例ばっかりを実際にはやっていた自分に反省です。
研修委員会さん、ありがとうございました。
色々参考になりました。少し、話し方を変えてみようと思いました。
青年部のスキルアップには、こういう研修がいいとおもいませんか?