2009年03月18日

過去からの手紙

先日、私たち綾瀬市商工会青年部宛てに、一通の手紙が届きました。
それは10年前に当部の部長をされていた、善波文人先輩からの手紙でした。



「えっ?」

不思議に思う方も多いと思います。



そうです。

善波先輩は、平成19年6月7日に他界されているからです。


以下、その手紙の内容です。
(文字つづりもそのまま転載)



--------------------


綾瀬市商工会青年部10年後部員殿

平成11年1月30日
綾瀬市商工会青年部部長 善波文人


 伊勢原市商工会青年部創立30周年事業.タイムカプセルに際して

 20世紀末、西暦1999年を迎えた2月11日、伊勢原市商工会青年部創立30周年記念式典が開催され、その記念事業としてタイムカプセル(10年後に伝えたいメッセージを送り主宛郵送)がおこなわれ、綾瀬市商工会青年部が平成10年当時どのような活動をしていたか? どのようなことを考えていたのかを次代の青年部のみなさんに伝えたく、青年部広報誌「アプローチ」等を同封します。
 今、世の中はバブル崩壊後の平成大不況の最中、金融破綻による貸し渋り、消費の低迷。企業のリストラによる失業率の増加、人口の高齢化、少子化、オゾン層破壊、ダイオキシンの発生等々、諸問題が山積みにされ、先行きに不安感が漂っています。
 小渕内閣による緊急経済対策がまとめられ、経済改革、規制緩和、新産業の創出による雇用の拡大(当選挙区 甘利労働大臣)、環境問題への対策等がもりこまれ、ゆとりのある社会を目指すとなっています。
 21世紀を目前にし、急速に変化する社会のなかで、未来の地域商工業を担う我々商工会青年部が、その若者のもつ創造力、行動力、情熱をもって過去のしがらみにとわられることなく、自由な発想、広い視野、活動(初の全国部長会議がH11.2月2,3日札幌の地で開催予定)をしていきたいものです。
 青年部活動を通じたくさんの人と出会い、共に体に頭に汗をし、自己研鑽をつむことは、必ずこれからの人生の宝となるはずです。
 皆さん!! 青年部活動には、多少の犠牲と無理もともないますが、自分の時間を有効に利用し、2度とない青年時代をおおかしましょう。
 皆さんの御活躍を、期待致します。


      ― メモ ―

1999年1月30日現在
 部員数 : 60名
 部 費 :24,000/年間
 主な事業:青年部花火大会、城山桜祭り、これよりインターネット.ホームページ製作に動く。 献血、講演会等々



--------------------


以上が、手紙に綴られた内容でした。


そうです。

善波先輩から届いた手紙は「過去からの手紙」。

10年前に行なわれた伊勢原市商工会青年部30周年記念事業のタイムカプセル事業に、当時当部の部長をされていた善波先輩が、10年後の部員である今の私たちに宛てた手紙だったのです。


善波先輩と、この手紙を肴にお酒を飲むことも、また、直接叱咤激励を受けることも出来ないことが、残念です。
ただ、この手紙を受け取った私たちは、それぞれ思うところがあるはずです。

その思いを大切にし、私たちも10年後の部員たちに恥じないように青年部らしく活動を続け、この冬の時代を乗り切って行きましょう!



善波先輩、ありがとうございます。



posted by 綾瀬市商工会青年部 at 07:00 | Comment(5) | TrackBack(0) | 前相談役の「拝啓 ダイヤルアップより」
この記事へのコメント
10年一昔と言っていましたが、今は一年一昔になったような気がします。
あれからのあっという間の10年、私たち青年部は時代に即し変化できたのでしょうか?
『創造力、行動力、情熱をもって過去のしがらみにとわられることなく、自由な発想、広い視野、活動』はできたでしょうか?
あっという間に時間は過ぎて行きます。
『青年部活動を通じたくさんの人と出会い、共に体に頭に汗をし、自己研鑽をつむことは、必ずこれからの人生の宝』となるべく活動をしていきましょう。

あっという間の10年の間に、色々な出来事がおきました。
まさかと思うことも・・・
敬愛する善波さんありがとうございました。
ありがたい足跡を残していただきました。

そして伊勢原の皆さんにも感謝です。
Posted by 県央理事 鈴木 at 2009年03月18日 08:38
ほんとに、ドラマですね。
伊勢原の皆さん、素晴らしい企画をありがとうございました。

私は善波さんには一度ちょろっとお見かけした事があるくらいでしたが、青年部にかける思いが伝わってくるこの文章から、お人柄が分かります。

人生の宝、それが青年部で過ごした事。といえるように活動していきたいですし、そのような場であり続けられるようにしたいです。

善波先輩、僕もそれがこの活動の全てだと思います。
Posted by 情報委員長 at 2009年03月19日 02:12
私が入部したとき、たしか善波さんは相談役をされていて、新人で右も左も分からなかった私に、よく声を掛けてくださいました。

今年で3回忌なんですね。早いものです・・・。
Posted by 福 at 2009年03月19日 14:34
私にとって、一番最初に商工会青年部への入部の
お誘いの声を掛けてくれたのは、善波さんでした。
(当時は、何が何だか分からず、ただ断ってしまいました。ごめんなさい。)

その一年後、当時部長だった平本さんから声を掛けられて、
諸先輩からアドバイスをもらって、
入部することになりました。

入部して間もない新人の僕に対して、
当時、既に相談役だった善波さんは、
本当に気さくに声を掛けてくれました。

あの頃があったから、今の僕があると思います。

あの頃の善波さんのように・・・

相談役としてのあるべき姿を模索しながら、
青年部活動に邁進して行きたいと思います。

善波先輩、お手紙、ありがとうございました。
Posted by 秦野 at 2009年03月23日 18:03
善波さんには、よくお酒を飲みに連れて行ってもらいました。
青年部に入ってまだ日が浅く、青年部にそれほど強い気持ちを持っていたわけでも無かった僕に、とても良くしてくれて色々なアドバイスをして頂きました。
部長になって一年、善波さんなら今の僕にどんなアドバイスをくれるだろうかと時々考えていました。
まさかこんな形でアドバイスをもらえるなんて、本当にびっくりしました。

善波さんは僕らの前ではいつも笑っていたような気がします。僕もそうありたいと思います。
善波さん、ありがとうございました。

また、伊勢原のみなさん、すばらしい企画をありがとうございました。

そして10年後のみなさん、僕は手紙だしてないので・・・ごめんなさい。
Posted by 部長 at 2009年03月23日 22:35
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。