2009年09月17日

【取材】茶加藤さんにお邪魔してきました

大好評の【取材】記事企画。
今回は伊勢原市にあるお茶屋さん「(株)茶加藤」さんにお邪魔してきました。

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なぜ伊勢原?なぜ茶加藤さん?
なのかと言うと...

茶加藤さんは歴史あるお茶屋さんで、実は今年で創業281年、1728年(享保13年)から、伊勢原の地でご商売されています。


それだけ歴史のある老舗のお茶屋さんが、携帯電話を使ったネットゲーム、「コロニーな生活☆PLUS」(略して「コロプラ」)という、最も新しい先進的なフィールドで、販売促進広告を展開している、というのです!


記者(と、記者にコロプラを紹介した青年部前事務局)は大のゲーム好き。
広告展開の情報を聞きつけ、居ても立ってもいられずに、伊勢原商工会青年部さんの事務局を通し、伊勢原市商工会青年部の副部長をされている加藤宗兵衛さんに取材を申し込んだのでした...


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快く取材をお引き受けいただいた、10代目加藤宗兵衛さん。
このお名前はなんと襲名されたのだそうです。


ここで、コロプラについて少し説明をします。

携帯電話のGPS機能を使い、移動したキロメートルの分だけゲーム内で使える通貨が得られ、その通貨を使って、与えられた自分のコロニーを成長させながら、他のコロニーとの交友を図るほのぼの系シミュレーションゲームです。

コンセプトは「携帯を持って外に出かけよう!!」だそうです。
普通にプレイするには無料です。

もっと詳しく知りたい方はコロプラ運用Blogで。

たかがゲームと侮るなかれ、なんと全国で45万人(現在も爆発的に増加中)がプレイする人気ゲームで、記者が東北地方に旅をしたときにも、その土地土地でプレイしている人が沢山居ました。

(当ブログはコロプラの宣伝を目的としているわけじゃないので、この辺でやめておきます)



で、ゲームと現実がリンクしているのが、このゲームの面白いところで、全国に点在するコロプラ協賛店でお買い物をすると、ゲーム内でアイテムが手に入るカードが貰えるのです。

これが、ここ茶加藤さんでしか手に入らないコロプラのカード(略:コロカ)。

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カードには色の違いがあって、それぞれ1,000円(青)、2,000円(銀)、5,000円(金)分の購入で、手に入れることが出来ます。


今回茶加藤さんにお邪魔した理由が、このカードです。


青年部員や商工会員の中にも、今の商売からもうちょっとステップアップしたい!と思っている方も多いはず。

そこで、全く新しい販売促進、宣伝を導入した茶加藤さんを直撃、

・このカードによるお客様からの反響があるのか?
・新たな顧客開発に繋がっているのか?
・ぶっちゃけ、儲かっているのか?

という、地域の商工業に携わる青年部員としては、とても気になるところを、ずばりインタビューしてきました!



では、ここからは質問形式でお送りします。


Q.そもそも、コロプラとの馴れ初めを教えてください。どうやってコロプラと出会ったのか教えてください。


A.僕の出身大学の研究室の方の紹介で、ゲームの開発者を紹介してもらったんです。

ゲーム運営側も、コロプラのカード(略:コロカ)を置くに相応しい、レアっぽいところはないか?と探していたんですよ。
大手で、有名なお店にコロカを置いても、この企画は面白くないと考えていたようです。

マニアックな土地で、行くにはそこそこ大変じゃない場所で、でも行ったらプラ(通貨)が貯まるような土地にあるお店を探していたようなんです。

全国的なゲームだから、均等に各地方に散らばらせるにしても、首都圏はどうしようか?ってなったときに、ゲームの趣旨的に東京はダメでしょう、と。
横浜は近すぎる・・・と言う感じで探して、

伊勢原?どそこそ?でも神奈川県らしいじゃん?

と言う感じで、そこで280年お茶屋さんやってるやつがいるよ、みたいな感じで引っかかったようなんですね。

首都圏代表は伊勢原、みたいな(笑)。

厚木インターや小田急線で、どうにか仕事終わりのサラリーマンが来れるかこれないか?というような立地も良かったみたいです。

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実は、ゲーム運営側は、地域活性を考えているんですね。
でも、どこの地域もどうしたらいいか、というのが実は見出しきれていないんですよね。
観光地なら、お客さんは来るんでしょうけど、我々のような土地は、観光地になりえないじゃないですか。

でも、コロプラをやっている人たちにとっては、この場所に来ることがエンターテインメントになるんですよ。

「コロプラで伊勢原」と言えば、それなりに「聖地」になっているんですよ(笑)なぜか。
30万人(取材時のプレイ人数)の人が、見るわけですから。

そしてその人たちが、ドドーッと移動する。

そこに経済的なメリットがあるんじゃないか、活性化に繋がるんじゃないかと、運営側は思ってるんですね。
さらには、地元の観光協会や商工会などとタイアップをしながらやっていきたいとも思っているみたいですよ。


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Q.コロプラのカード目当てで来たお客さんを、リピーター化するアイディアはあるんですか?

A.実は、コロプラについてあまり余計なことをするな、と(コロプラの)運営から言われてるんですよ。
それは、あくまで本来の商売をやっている中にコロプラがやってきた、と言うような感じでやって欲しいと言う、ゲーム運営側の方針もありますね。
例えば、コロプラ目当てのお客さん用に「コロプラなお茶」とかを開発しても、ゲーム内で宣伝する手段もないですし。

それに、ゲームで茶加藤を知ってきてくれるお客さんたちは、やっぱりカードが目的ですので、「ここのお茶が美味かったから」といって、本格的にお茶のお客さんとして、またわざわざ遠くから来ようとは思わないでしょうしね。


でも、コロプラでお見えになったお客さんも、丁寧におもてなししていこうとは思っていますよ。

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(インタビューだから、とかは関係なく、お茶とお茶菓子を出していただいて、とても親切に対応してくれました)

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(コロプラで茶加藤さんを知って来店した人が記念に書く「コロプラノート」。「お茶が美味しかったよ」など、1日に3人ぐらいは書き込まれています)




Q.コロプラはさておいて、そもそも茶加藤さんは、なぜホームページを持っていないのですか?


A.基本的に、商売としてはホームページを持つと、そのイメージが定着してしまうから、あまり作りたくないんですよね。
例えば老舗なのに、しょぼいホームページを作ってしまうと、すごいイメージが落ちてしまうんじゃないかと思うんですよ。

それに、お茶って毎年毎年変わるものじゃないですし、それよりは来店してもらう方がいいかな、って思うんです。





Q.茶加藤さんは、あちこちに支店がありますけど、そこではカードは扱わないんですか?


A.支店はあるけど、そこではカードは扱わないです。ゲーム性として来て貰わなければ意味ないでしょう、と。だからカードは通販にも対応してませんし。
地域に移動することが趣旨のゲームですから、意味ないでしょうしね。





Q.ずばり、コロプラを導入して、売り上げへの貢献度はどのぐらいですか?



A.売り上げは、1.5倍です。もちろんコロプラ側にバックマージンを払うから、単純に利益が1.5倍と言うわけではありませんが。
先月(7月)は、2倍近くですね。


(2倍!すごい!!)


コロプラで来たお客さんて言うのは、わかりやすいんですね。
うちの前々からのお客さんじゃないな、という雰囲気ですぐ分ります。
特に土日は沢山お見えになります。





Q.今日は和気あいあいと和やかな雰囲気で対応していただいて、本当にありがとうございました。

A.いえいえ、こちらこそありがとうございました。



一時間以上にも渡るインタビューにも丁寧で親切に対応してくれた加藤さんでした。


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お土産を買う、記者と事務局。

綾瀬から伊勢原までの往復で発生する24プラも嬉しいが...
もちろん一番の目的は茶加藤さんでしか手に入らないお土産カード!


お土産を買う最中、

店員さん「合計2625円です。青カード2枚にしますか?銀カード1枚にしますか?」
記者「もうちょっと買うと、3,000円になって、青と銀が1枚ずつになりますよね」
加藤さん「これが売り上げ1.5倍のマジック!」


恐ろしいシステムを体感してしまいました。
なんとも商売上手。




コロカを導入したお店が、何十万人もいるコロプラにとってはランドマークとなる。
そしてその地域に行く意味が出来る。

たかがゲームと侮るなかれ、これからの展開次第では、そこを基点に地元商工会や観光協会などと力を合わせて、新たなる地域の経済市場を手に入れられるかもしれません。



280年も続く老舗と言う看板を背負いながらも、新たなる視点で将来に向かって進む若き経営者の姿は、同じ若き経営者として見習うべき所が多い。

と、感じる取材でした。


posted by 綾瀬市商工会青年部 at 22:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 取材
この記事へのコメント
きましたねー。コロプラネタ。
綾瀬も地名的に十二分にマイナーだと思うけど...オファーが来なかったのは残念ス(・ω・`)
Posted by みや at 2009年09月18日 11:32
お忙しいのにもかかわらず取材を快諾してくださった樺ラチ藤 加藤宗兵衛社長、ありがとうございました。

えー、部員の方々、コロプラを始めたかったらぜひ私に言ってください。
くれぐれも他のプレイヤーに頼まないように!!
だって、紹介するとアイテムもらえるんだもん!
Posted by メガネ@大久保貴正情報委員長 at 2009年09月19日 14:11
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