2007年01月30日

みずがめ座 〜Aquarius〜 1月21日〜2月18日生まれ

さて今回は、清涼飲料水の名前でも有名なみずがめ座(アクエリアス)の話です。
中秋のころ、夜空を見上げてみましょう。 南の空に3個の3等星と、10個くらいの4等星が、控えめに輝いています。この星の集まりが「みずがめ座」です。
水瓶を右手で持ち、逆さにして水を流している少年の姿が描かれています。流された水は、黄道12星座の次に当たる「うお座」の口のなかへ注がれています。
これからはギリシャ神話の中でのみずがめ座のお話です。オリンポスの山でひらかれる神々の酒宴で、お酒をつぎまわる乙女は、いつもヘーベでした。ヘーベは、神々の王ゼウスとその后ヘラのあいだとに生まれた娘です。そのヘーベが結婚するため、代役を探すことになりました。候補に挙がったのは、トロイ国の王子で、全身が金色に輝く美少年のガニメデでした。ある日ゼウスは、鷲の姿に身を変えて飛んでゆき、羊の番をしていた美少年ガニメデを爪にかけて、空高く舞い上がると、オリンポスの山にさらってしまいました。そのとき、ガニメデが手に持っていたのが、この水瓶だったといわれています。「みずがめ座」のとなりに並ぶ星座「わし座」は、このゼウスの化身です。鷲の胸には1等星アルタイルが黄色に輝き、まるで、ガニメデが逃げないよう見張っているかに見えます。エジプト文明を支えたナイル河の洪水の到来は、この「みずがめ座」の位置に太陽がはいるころでした。これも、ガニメデが瓶から水を流し出すことで起こると信じられていました。この星が太陽と一緒に地平線を昇りはじめると、冬が去り再び春が訪れる季節になるからです。



posted by 綾瀬市商工会青年部 at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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