2007年09月19日

軽いタバコの嘘

 私は、タバコをやめる前は30〜40本吸っていました。
タール1mg、ニコチン0.1mgのタバコだったんですけどね。
でも、このタバコのニコチンってどうやって測られているか知っていますか?

 タバコに表記されている、ニコチンやタールの量は国際基準によって
測定方法が決められております。
人口喫煙装置を使って、一定の条件のもと喫煙され、
煙が通過したフィルターに含まれるニコチンやタールの量を公表しています。

 標準喫煙条件
  喫煙容量:一服について30ml
  喫煙時間:一服について二秒間
  喫煙頻度:一分間に一服
  吸い殻の長さ:フィルターの有無にかかわらず30mm

 この条件が現実的ではない事は、喫煙経験のある方ならお分かりになるでしょう。
試しに一本吸ってみて下さい。そして試しに、一分間に何回、
タバコを口にくわえるのかを数えてみて下さい。
もちろんこの測定方法がおかしいという事は、何十年も前から指摘されてきました。
実際に各タバコ会社も、その事実を認めています。

 フィリップモリス・インターナショナル社のホームページには、
「あなたの吸い込むタールとニコチンの量は、吸い方によって異なる事があります。」
と表記されています。
さらに、「当社のブランドはタール量に基づいて、”ライト”とか、
 ”ウルトラライト”という用語で表示されています。
 しかしながら、こうしたブランドディスクリプターは、
 報告された数値自体と同様に、ある喫煙者がある時に吸い込む
 タールとニコチン量を正確に示しているものでは決してありません。」
と補足してあります。

 また、北里大学薬学部の福本眞理子氏の発表により、
タバコに表示されているニコチン量と実際に吸い込まれる量には
10倍もの開きがある事がわかりました。
「ライト」なタバコを吸っているつもりなのに、
現実には表記の何倍ものニコチンを吸引しているかも知れないのです。

 女性の喫煙者に多いのですが、
「普段はふかしているのに、軽いタバコを吸うときは肺まで入れている」
という方がいらっしゃいます。
これがまさに、タバコ会社の罠にはまっているいい例です。

 WHOの枠組み条約を受け、海外のタバコ会社には、
「ウルトラ」「ライト」「マイルド」といった誤解を招く表現を
自粛する動きも見られます。
そんな中、日本のタバコ会社は、
「(このような表現の禁止は)過度な規制であると考えています。
 特にこの規制がブランド名までも禁止するものであれば、
 我が国第一位、世界第二位のブランドである『マイルドセブン』
 を販売する事ができなくなり、
 お客様に多大なご迷惑をおかけする事になります。」
(JTホームページより引用 http://www.jti.co.jp/sstyle/think/basic/07.html )
という姿勢を崩しておりません。

 喫煙者は何年もの間、タバコ会社のこうした販売戦略により、
「軽い」と名のついた「軽くないタバコ」を吸わされてきました。
身体に良かれとタバコの銘柄を変えたのに、
実は余計に身体に悪くなっていたのです。

 一般に人は、「低タール」と記載されたタバコを喫煙する際に、
より強く吸い込む傾向があります。
「軽い=害が少ない」という安心感が働くためです。
そのため逆に、多くのニコチンを吸引し、
ニコチンによる依存を増してしまっていたのです。

 先日も、看護師長をやっている中学の同級生に、禁煙した話をしました。
「やめる前は30〜40本を吸っていたんだ。1mgのタバコだけどね。」
って言ったら、
「1mgとかって関係ないから・・・」って笑われました。
(^_^;)


posted by 綾瀬市商工会青年部 at 00:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 元相談役の「寝言は寝て言え!!」
この記事へのコメント
ワタシも昔、医学部にいた先輩に「1mgのほうが害がないのか?」と聞いたら、「タバコの害が気になるならいっそやめなさい」と言われました。因みにその先輩はショートホープ吸ってましたよ。
Posted by huku at 2007年09月19日 08:58
ホントに連載してる(笑)
自分もネタ考えなくては...(・・;)
Posted by みや at 2007年09月19日 14:53
こうやって、タバコの恐怖を植えつけておいて、最後に禁煙グッズを売りつける気じゃないだろうな・・・

僕吸わないからいいけど。
Posted by メガネ at 2007年09月20日 12:27
この間の役員会でもタバコの話題が出ましたね。

今後は、青年部以外の人が一緒の場合は、
(バスの中などの)密室での喫煙には配慮が必要になってくるだろうね。

ちょっと意外だったのはテンチョー。
テンチョーがタバコを吸わないのは知っていたけど、
店(コンビニ)でタバコを売っている訳だから
あそこまで拒絶反応を示すとは思っていなかったよ。

まぁ家族の事を考えたら、非喫煙者にとっては、当たり前の事なんだけどね。

青年部だけの行事でも、今後は喫煙者は後部座席、非喫煙者は前の方とか、
座席を区分けするのも一考かなと思います。

自分がタバコをやめたから、改めて、非喫煙者の立場が
分かるようになってきました。

前から、非喫煙者だった方々、今まで、ごめんなさい。
Posted by 武挑 at 2007年09月21日 07:36
タバコ吸うのは自己責任で、吸ってる人に健康被害が出ようが出まいがその人の自由です。

けど、同席して副流煙を吸ってしまう、特に子どもや幼児に対しては、もはや傷害罪が適用されても良いぐらいの害を与えている事を認識すべきだと思います。

タバコを吸う権利は法律上認められていますが、それは誰にも迷惑をかけていないという前提で行って欲しいものです。

少なくとも、僕達商工会青年部員は立場ある大人なのですから、配慮して当然だと思いますよ。
Posted by メガネ at 2007年09月21日 20:03
では、次は、副流煙について書きましょうか。

って調子に乗りすぎ?

次回が副流煙についてで、
その次が、一本だけお化けについて。

Posted by 武挑 at 2007年09月21日 21:42
huku流煙の話、そろそろ読みたいです。おねがいしまーす!
Posted by huku at 2007年10月03日 09:21
やばい、気が付いていなかった。
副流煙のリクエスト来ていたんですね。

一ヶ月遅れになっちゃいますが、書いたら連絡します。
Posted by 武挑 at 2007年10月30日 20:00
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