先日には、アメリカの実業家が、22億円の旅費を払いソ連のソユーズにて宇宙旅行へ旅たちました。JTBでは宇宙旅行を売り出しております。こんな話を聞いていると我々が「宇宙に旅行に行ってきま〜す」なんて日もそう遠くはないのではないかと思ってしまいます。
実際に、戦闘機で成層圏までの飛行はお金さえあれば可能になっておりますし、私も死ぬまでには何とか丸い地球を肉眼で見てみたいと思う一人です。
さて宇宙と言えば「なぞに包まれた空間」そう思ってしまいます。UFOだとか宇宙人だとか
色々な噂は後を立ちませんし、150億光年先まで今は宇宙が広がっている!と言われていますが、150億光年ってどのくらい?という我々の頭では想像が付かない桁が所狭しと並んでおります。しかし、この宇宙もはじめは小さい点であったそうで「ビックバン」と言う大爆発が発端となり宇宙が出来上がり今も急速に膨張しているそうです。今回このコラムでは、宇宙についてかいていきたいとおもいますが、あまりにも膨大な量になってしまいますのでシリーズ化できたらいいなと思います。
〜宇宙の誕生〜
先ほども書きましたが、宇宙はいまだに大きくなっているそうです。なぜ「そうです」と書くかというと実際我々の肉眼では見えないものですから私としても「大きくなっています」とはなんとなく書けないところです。しかし大きくなっていると言うことは過去の時点では小さかったと言う裏づけになります。宇宙の始まりはごく小さな一つの点であり「ビックバン」によって時間と空間が誕生したといわれています。しかし何がビックバンの引き金になったのか。
現段階での研究では100分の1秒後ぐらいまでの状態は理論的に考えられていますが、それ以前のことは詳しくわかっていないそうです。100分の1秒より前って・・・・・・。
〜原始核の結合、そして「宇宙の晴れ上がり」〜
ビックバンの膨張につれて宇宙の温度は1000億度(絶対温度)という超高温の状態からどんどん冷えていくことになります。原子核が結合を始めてから30万年経つと宇宙の温度は3000度〜
4000度になりました。ヘリウムや水素の原子が電子を捕らえ安定した原始を作れる温度まで下がってきたのです。これにともない光子は電子との作用がなくなって光として直進できるようになり、宇宙が透明になりました。これを「宇宙の晴れ上がり」と言うそうです。