綾瀬市商工会青年部 部長 鈴木 敦
平成16年度中には青年部員は固より、親会を始めとする関係諸団体皆様の深甚なる御理解と御協力を賜り、滞りなく青年部事業を遂行できましたことを厚く御礼申し上げます。
昨年度は補助金の削減等厳しい財務状況の中、県青連主張大会での活躍、新しい事にチャレンジした花火大会、各種講習会など年間を通じて実りある1年となりました。
地域社会のリーダーたるべく、研鑚を常日頃から行った結果ではないでしょうか。そして、『友情・情熱・行動』という言葉で私の基本方針を表しましたが、各部員が理解し、知恵を絞りより良い事業を遂行できました事に対し感謝申し上げます。本年度も昨年度の基本方針を継続し、着実にステップアップするよう邁進してまいります。
さて、充実した活動を遂行した年でしたが幾つかの克服していくべき事柄があります。
まず一つは、永年の問題ではありますが、出席部員の不足です。部員数の減少も含めて早急に改善しなければなりません。
それには事業開催時に積極的に出席を促すだけでなく、各部員が所属している委員会の開催時にも一層注力して頂きたいのです。
委員会に出席する事により部内でどのような事業を予定しているかや、次の事業への参加を促す事ができます。また、少人数の委員会内で交流する事により仲間として共通認識の一歩が育まれるのではないでしょうか。お互いが理解しあう事で新しい発見があり、それを青年部活動に生かしていただきたいのです。
部員の出席状況は様々な問題があり一石一丁では解決する事は難しいですが、今年1年だけではなく日々の積み重ねから全員出席を目指していきます。
二つ目は事業の硬直化です。花火大会や、桜まつりなどは先輩方から脈々と続く素晴らしい事業となり、正に『継続は力なり』という言葉通り、より良い事業として発展させていきます。反面、各事業を行うに当り、保守的な考えに囚われる事が少なくないように思えます。
前と同じ事をしていても達成感は感じられないのではないでしょうか。自分が主体となり、自分がやってみたい事を実現させましょう。積極的に新しい事や、自発的に行動し成し遂げた時の達成感は一入だと思います。
昨年は史上稀に見る災害の多い年となりました。しかし、10年前に発生した阪神淡路大震災の惨憺たる状況、そして現在に至る復興状況を見ると何事もやればできる、という気持ちを強く抱きます。青年部事業に於いても、本当にしたいことの実現を目指せば何事もできるのではないでしょうか。日頃の仕事は多忙ですが、青年部活動に参加することが新しい学びの、和みの、友情作りの、チャレンジの場となるよう魅力ある青年部を創って行きましょう。
先行きが見えない厳しい経済状況ですが、将来と現在に向け、我々青年部が創造力、行動力で地域社会のリーダーとなるべく、本年も様々な活動を行います。関係各位に措かれましては何卒御支援、御協力の程をお願い申し上げます。
posted by 綾瀬市商工会青年部 at 17:54
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元県青連理事の独り言